金州では、中国人のLさんの家に泊めてもらった。実はLさんとはこの日はじめてあったのだが、中国では横のつながりがとても強いので、友達の友達は友達という図式になっている。とても親切にしてくれた。彼のお姉さんは現在日本の福岡に留学しているという。「先日地震があったでしょう」と聞いたが、彼は知らなかった。
中国人と話すとき、よく日本の物価の話になる。この夜もやはりその話題になった。で、これはいくらぐらい、あれはいくらぐらい、と事細かに日本での物価を説明しているうちに、中国の抱える深刻な貧富の問題の話題になった。中国では、金持ちと貧乏人の格差が実に大きい。Lさんいわく、中国を本当に理解したいなら農村にいかなければならない、そこに中国の陰の部分が隠れているとのことだった。農村に行ってみたいとは前々から思っているが、まだ行く機会に恵まれていない。
翌朝、少し早く起きて金州を一人で散歩してみた。すると、大通りを少しそれると、かなりな田舎であった。タイムスリップしたような気分になった。ここも農村ではないかと思った。以前から見たいと思っていたものが見れて、愉快な気分になった。
明日に続く・・・
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